和の慣用色名
浅葱色 あさぎいろ
- Web Color
- #00A4AC
- RGB
- R(赤): 0 G(緑): 164 B(青): 172
- CMYK
- C: 100.0 M: 35.7 Y: 32.5 K: 0
- HSL
- H: 182.8 S: 100.0 L: 32.7
「浅葱色」の由来と特徴
浅葱色(あさぎいろ)は、藍染めによって染められた、薄く淡い葱(ねぎ)の色に似た、清涼感のある青緑色を指す日本の伝統色です。
由来
語源は「浅い葱(ねぎ)の色」に由来します。「葱(ねぎ)」の葉の、根元に近い淡く薄い青緑色に似ていることから名付けられました。
また、「浅い藍」と解釈されることもあります。藍染めは、濃くなるまで何度も染め重ねる過程を経ますが、この色が染め始めたばかりの、まだ色が浅い段階の色であったことから、「浅葱(あさぎ)」という表現が用いられました。
この名前の響きから、色の濃さや深みがまだ足りない、未熟な色というイメージを持つようになり、後に若輩者や未熟者を指す言葉としても使われるようになりました。
新選組との関連
新選組の隊士が着用したことで知られる特徴的な隊服の羽織は、この浅葱色を用いていました。この羽織は、山形に白く染め抜かれた袖口の模様(忠義組の紋が由来とも)と相まって、彼らのトレードマークとなり、幕末の志士たちの間で広く認識されました。この色は、彼らの清廉潔白な志や、未だ世に出ていない若き力を象徴していたとも言われます。
色の特徴
藍染めの中で、最も薄い段階の色の一つです。原料となる藍(あい)の葉を発酵させて作った染料(蒅:すくも)を使い、布を染液に浸して染めます。
・薄い青緑色から、徐々に染め重ねることで濃い藍色(あいいろ)や紺(こん)へと変化していきます。
・浅葱色はこの染め始めの段階の色であり、一般的には空色に近い、水色にわずかに緑がかった色合いとして表現されます。
・似た色に「浅縹(あさはなだ)」がありますが、浅葱色の方がより緑味を帯びています。


