ギモン01「元素記号とか、化学式とか、丸暗記するのしんどい」
恐竜の骨はどうやって化石になった?
元素の知識が貴重な化石を守る!
化石が何億年前のものかを調べるには、放射性元素(ウランなど)が崩壊するスピードを測る化学的な分析が必須です。また、化石がどんな鉱物に置き換わっているか(成分分析)を知ることで、その後のクリーニングや保存の方法を決めます。これらの専門的な作業には、元素や化学式の知識が不可欠です。
習った知識を使ってみよう!
恐竜の骨は、時間がたつとボロボロにくだけてしまいそうだけど、
どうして何千年、何千万年も残るのか?
実はここに、中学で習う化学の知識がめちゃくちゃ役に立つんだ。
恐竜の骨は、生きていたころから Ca(カルシウム) と P(リン) をふくむ
リン酸カルシウム〔Ca₃(PO₄)₂〕 という、とても硬い物質でできているんだ。
もし地表に残ると空気中の O₂(酸素) によって分解されてしまうけれど、
死んだあとすぐに泥や砂におおわれると、空気に触れにくくなる。
そこへ、地下水に溶けた SiO₂(二酸化ケイ素) や CaCO₃(炭酸カルシウム) が
少しずつ骨の内部に入り込む。
長い時間をかけて、骨の成分が岩石の成分へ入れ替わる
――これが「置換」。
こうして骨は、
骨の形をした“石”=化石 として残るんだ。
「地層や地震の勉強って?」
「植物の光合成や細胞の仕組みなんて、どうでもいい」
「力や運動の計算(物理)をする意味ある?」
「電流とか磁石とか、何に使う?」
「生物の分類を覚えるのは面倒、、」